座頭谷を歩いてきました。
登りは「しるべ岩」から「座頭谷棚越ルート」、下りは以前も
ご報告した事のある「仁川・逆瀬川源流コース」を歩きました。
今回はその登り下りのご報告です。
目次
【座頭谷ルートへの行きかた】
「座頭谷バス停」よりも「しるべ岩バス停」からの方が
登山口が近くにあります。
バスの運行は、土曜日休日には2時間に1本程度しかなく、
平日と冬季(12月~3月)は土曜日休日でも一日2本程度しか
運行していないので、バスを利用する場合は注意が必要です。
私は、JR生瀬駅から「しるべ岩バス停」まで歩きました。
30分くらいで歩けます。歩道がない舗装路の車道を歩きますので
車には注意が必要です。
又、車道からガードレールの切れ目から入る登山道への入り口には
看板等が無い為わかり難いです。
GPSや詳細図で確認しながら見つけてください。
【座頭谷】
「座頭谷ルート」・「座頭谷棚越ルート」は蓬莱峡の絶景を
見ながら進むルートです。
蓬莱峡は裏六甲の大多田川の支流の座頭谷川との合流地点より
上流の南側にあります。
蓬莱峡の花崗岩は、風雨で崩壊し素手で簡単につぶせるほどの岩質で、
その花崗岩群が鋭い岩峰の稜線となっている峡谷です。
あまり見ることの無いこの風景の為、映画やテレビドラマのロケ地
としてしばしば採用された場所であったそうです。
座頭谷という名前の由来は、昔、この道を歩いた座頭が道に迷い
行き倒れになったという言い伝えから来ているとの事です。
このルートは、今も昔も難路の様です。
今回、歩いた「座頭谷棚越ルート」も、ある程度の
ルートファインディング力が必要だと感じました。
【参考文献】
六甲山系登山詳細図(東編)
登り⇒番号168:座頭谷棚越ルート(登山道B級 山慣れた方向き)
下り⇒番号158:仁川・逆瀬川源流コース(登山道A~B級 山慣れた方向き)
【歩いたルート】
しるべ岩⇒ハニー農園入り口⇒大谷乗越⇒逆瀬川分岐⇒エデンの園バス停
【それでは出発です】
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JR生瀬駅から出発します。
駅周辺には、JR福知山線廃線敷をハイキングするであろう方が
沢山いました。
私は、バスを利用せずに座頭谷へ向かいます。
30分程度車道を歩くと到着します。
「しるべ岩バス停」とその近辺です。
「座頭谷バス停」より「しるべ岩バス停」の方が、登山口に近いです。
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登山口へ行くために車道から入る箇所です。
看板等が無いのでわかり難いです。
「GPS」と「六甲山系登山詳細図」で確認が必要です。
要所要所にテープが巻いてあります。
GPSと読図で進みます。テープはあくまで参考です。
テープを信用しすぎると、とんでもない場所に導かれてしまう場合が
ありますので、注意が必要です。
例えば、沢登りをしたい人が沢へ進む道や鉄塔メンテナンス用の道
等、各人の目的で目印テープを巻いているので、本日自分の目的に
合っているテーピングかどうかわからないため、
テープはあくまで参考程度にとどめております。
険しい山肌です。
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ゴロゴロ岩で歩きずらいです。
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風化して尖がった花崗岩です。
ここは黄色のテープでした。
蓬莱峡の絶景を過ぎて山林の中へ進みます。
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「ハニー農園」に到着しました。
休日の様で、はちみつ販売所等は閉まっていました。
「大谷乗越到着」です。
「六甲全山縦走路」と交差する道です。
私は縦走路には進まず、「仁川・逆瀬川源流コース」の方へ進みました。
「仁川・逆瀬川源流コース」の入り口です。
この様な道を逆瀬川方面に進みます。
![](https://kenzud.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201018_150809652_HDR.jpg)
このコースも蓬莱峡の様な険しい山肌が見えます。
六甲山全体がこのような崩れやすい花崗岩で構成されておりますので
蓬莱峡の様な険しい山肌が所々で見えます。
![](https://kenzud.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201018_152012015.jpg)
「エデンの園」近辺までやってきました。
登山道はここで終了です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、失礼します。