山でカップ麺を食べた時に残ったスープをどうするか

     

目次

山にゴミを捨てない

山を歩いて、山頂や目的地で仲間と昼食をとるのも、山歩きの楽しみの

一つです。

そこで、問題になるのが、山のゴミ問題があります。

山にゴミを捨てない、ゴミを埋めたりせず持ち帰る事は山を歩かして

もらっている者の常識であり、最低限のマナーです。

       

カップ麺のスープ問題

パンの外装、おにぎりのビニール包装や食べ残し等、固形物なら持って帰る

ことは簡単にできますし、特に日帰りならば何の問題もないでしょう。

ここで問題なのは、カップ麺等の残りスープをどう処理するべきかです。

いやいや、山を歩いて汗をかいておりエネルギーは日常よりはるかに消費

しているのだからスープを全部飲み干すぐらいが丁度よい、という考え方も

あると思いますが、今回は、どうしても残ってしまった、残したい場合は

どうするかを考えてみたいと思います。

      

結論は「持って帰る」

結論は、「持って帰る」ですが、どのようにして持って帰るべきか

悩まれている方は割と多いのではないでしょうか。

残りのスープを飲み干す事ができない又は飲み干したくないので、

カップ麺は山で食べないようにしている方もいるようです。

しかし、今の様に寒い時期で、体がエネルギーを欲している時に食べる

温かいカップ麺は最高に美味いと思います。

下山後の一杯目のビールもたまりませんが、それに匹敵するくらいの

美味さです。

     

カップめんの残りスープには塩分、油分、化学調味料、食品添加物等が多く

含まれております。自分一人くらい大丈夫だろうと思って、山へ行く人々

皆がカップ麺のスープを山に捨てていたら、山を汚染する事は容易に想像が

つきます。

また、野生動物が匂いを嗅ぎつけ、人間を襲う原因にもなりかねません。

        

残りスープを持って帰る方法

そもそも、人間が山に入りだけで生態系が変わってしますので、できるだけ

自然を変えないようにするため、カップ麺の残りスープを持って帰る方法を

考えたいと思います。

      

●カップ麺を作るお湯用の水をペットボトルで持って行き、その空いた

  ペットボトルに残りスープを入れて持ち帰る。

       

●残ったスープをティッシュペーパーや新聞紙に吸収させ、ジップロック等

  で密閉して持ち帰る。

     

●タッパを用意していき、それに移し替えて持ち帰る。

           

その他の工夫

●粉末スープタイプのカップ麺を選び、粉末スープとお湯を通常の半分

  くらいにして、スープを飲み干せる分量にする。

      

●カップ焼きそばにして、湯切りしたお湯はカップスープ等のスープにして

  飲み干す。

      

色々と対策は考えられます。

もっと他に良い案もあるかもしれませんが、私たちは山に入らせてもらって

いる事を忘れずにゴミは持ち帰ることを習慣づけ、山歩きを楽しみましょう。

          

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

         

それでは、失礼します。

       

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