山歩きをしてみたいけれど、道具がない。 どうしようかな？
とお考えの方がいると思います。
低山であれば、お金をあまりかけないで山歩きができると思いますので、
その考え方をお伝えします。
目次
登山用品で揃えた場合
まず、始めに山歩きをする為に必要最低限の装備は何が必要でどのくらいの
値段がするのか？色々な考え方はあると思いますし、条件も色々あると思い
ますが、私の意見を述べさせて頂きたいと思います。
まず、下記のような条件とします。
・登山経験者で装備を持っている人が同行してくれる。
・必要最低限度で個人の装備のみ用意する。
・初心者が歩きやすい低山。
靴、下着、服装、レインウエア、ザックくらいは必要と考えられます。
どのような趣味でも道具は凝りだすといくらでもお金がかかりますので、
初心者が行ける一般的な山歩きを想定した場合に登山用品でそろえると
5～8万円くらいはかかります。その他に靴下や、手袋、帽子等色々買って
いくと、すぐに10万円くらいかかってしまうと思います。
安く済ます考え方
近くの低山を歩くくらいであれば、履きなれた運動靴と家にあるジャージ、
出来るだけ、Gパンとかははかずに、伸縮の良いジャージの方が適してます。
雨具はポンチョ、ザックは背負えればなんでもOKとしたら、そんなに初期
費用をかけなくて済むと思います。あるもので何とかしたら数千円で対応
できると思ます。そして、ザックなんかは、普段使いもできる物を購入
すると山登りを一回でやめても問題ないでしょう。
買わなければならないとしたら、下記の2点くらいだと思います。
化繊の速乾性シャツ・・・ワークマン等で購入￥2,000-
ポンチョ・・・・・・・・・通販サイトで購入 ￥1,000-
始めから気合を入れて、形から入るのも良いですが、一度きりで使わなく
なる場合も考えれますので、とりあえず身近にあるもので一度近くの低山
を歩いてみるのが良いと思います。
それから、面白いと感じたなら徐々に道具を揃えていったらどうでしょうか。
マラソンタオルのご紹介
安いといったら、マラソンタオル（と言われているようです。）を使用
するのも良いかもしれません。ちょっとダサいという方もいるとは思い
ますが、安くて効果的だと思いますのでご紹介しておきます。
マラソンタオルの作り方と使用方法です。
タオルの短辺、真ん中からタオルの中心部まで切り込みを入れます。
その切込みとは直角にタオルの中心部に首を出すための切り込みを
入れて完成です。
周りを縫ったりする方もいるようですがお好きなように。
要するに、タオルの中心部から端に向けてTの字に切り込みを入れる
という事です。
装着の方法は、切り込みを入れた方を身体の前側にし上から被るように
して、肌に直接装着します。その上にシャツを着て完了です。
山を登って汗をかいた後に首の後ろから汗の含んだタオルを引き抜くと
服を脱ぐことなく一瞬でタオルを外せます。私が小学生の頃、耐寒訓練の
登山で先生に教えてもらった方法です。（かなり古くから伝わる方法です。）
この方法は、山頂までの登り等で汗をかくのが1回だけと決まっている
場合は良い方法だと思いますが、何回も汗をかいたりひいたりする場合は
あまり向いてないと思います。この1回をどこで使うかと悩む事になり
ますが、全然だめでもないと思います。
トムラウシ遭難で生還した方にインタビューの中でマラソンタオルを
装着していて効果的だったと話していました。マラソンタオルは
場合によっては、けっこう威力がありそうです。
最後に、注意事項です。いくら低山でも山は山です。特に初心者の方は
一人で行かず経験者の方と複数人で行く事をお勧めいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、失礼します。