六甲山系 荒地山から阪急御影駅 岩梯子、新七右衛門嵓

        

2/9に阪急芦屋川駅から荒地山山頂(549m)へ登り、住吉道で

阪急御影駅まで歩きました。

見晴らしはあまり良くありませんでした。若干雨の心配もありましたが、

雨に降られず、よい山歩き日和となりました。

        

目次

歩いたコース

阪急芦屋川駅⇒鷹尾山(城山)⇒岩梯子(七右衛門嵓)⇒荒地山頂上

⇒魚屋路を経て住吉道で阪急御影駅

         

阪急芦屋川駅から荒地山まで約1時間半、荒地山から阪急御影駅までは

約2時間半のコースタイムです。距離は約11kmでした。

     

鷹尾山(城山)

鷹尾山(城山)、標高は272mの山で荒地山までの途中に鷹尾山の

標識がありました。

中世の城があった場所のようですが、城跡等は何も残っていないとの事です。

確かに、歩いていてもそのような個所はありませんでした。

あるのは、鷹尾山の山頂付近にテレビ中継局のアンテナがありました。

あと、猫が何匹かいました。

      

荒地山山頂、岩梯子、新七右衛門嵓

岩梯子(いわばしご)と新七右衛門嵓(しんしちえもんくら)という

岩場を登り、荒地山頂上を目指します。

荒地山(あれちやま)山頂に芦屋市が立てた看板があります。

内容を下記に記します。

        

*** 看板文章はじまり**********************

ここ荒地山の最高地は549メートルで、鷹尾山(城山)の背後にそびえ立つ

山塊である。

東は芦屋川の渓谷で、北は黒越谷によって花原盆地に、南は道畦(馬の背)

の鞍部によって鷹尾山(城山)につづいている。

 その名のように全山岩肌を露出した粗粒花崗岩で、風化がひどく

登山にもときどき落石があって危険である。

 また南に位置する岩梯子をいう奇怪な洞門は、昔七右衛門という純真な

若者が世をすねて酒酔享楽の末、盗みを覚え有馬へ向かう山越えの行商人を

襲い続けた。元来、荒地の山には石ノ宝殿に祭る権現さまが住んでいて

悪事をはたらくものを連れ込むと伝わっていた。

七右衛門はこの岩穴で頭をくじかれて たたり死にしたという伝説を

生んだところとして名高い。

 平成7年1月17日の阪神・淡路大震災で崩れたため現在の洞門は

新七右衛門嵓とよばれている。

 東の芦屋川に望んだところにも、弁天岩、フカ切り岩、夫婦岩、扇岩、

天狗岩、ナマズ岩などの巨石が散在している。

芦屋市市民生活部経済課

芦屋登山会創立60年記念

平成21年4月

**** 看板の文章はここまで ******************

        

新七右衛門嵓は、ザックを担いで通過する事はできない狭い洞門です。

季節のよいシーズンなんかは、ここを通過するのに行列ができたりします。

今日は、寒いせいもあってあまり人はいませんでした。

ここを通過した時は私一人でした。ちょっと寂しい感じでした。

        


それでは、出発です


阪急芦屋川駅を出発です。

        

       

 

高座の滝を目指して進みますと、10分くらいの所に道標が見えてきます。

その道標の城山・荒地山方面に右折します。

       

       


5分くらい道なりに歩くと、登山口が見えてきます。

       

      


城山・荒地山方面へ進みます。

     

     


誰が作ったか、本日の日付がありました。

      

       


途中の見晴らしの良いベンチのある場所です。

       


そのベンチに猫が丸まってました。

         

      


鷹尾山(城山)山頂付近です。テレビの中継局があります。

ベンチもあり、ここからの眺めはいい感じです。

         

        


眺めはいい感じでした。

       

         


鷹尾山(272m)の標識がありました。

      

         


鷹尾山頂上付近から見上げた荒地山です。

      

       

岩梯子に着きました。ここを登ります。

急な登りですが、足を掛ける所や手で持つ所がしっかりありますので、

比較的登りやすいです。

     

      

なおも登っていくと、新七右衛門嵓の登場です。(画像右側)

         

        


人ひとりがやっと通れるくらいの空間です。

ザックを担いでは通れませんので、ザックを背中から降ろし、

先にザックを通して、後から自分も通ります。

      

     



通過したところです。28Lのザックですが、担いでは通れませんでした。

     

        


新七右衛門嵓を通過した時に見える景色です。

落ちたら痛そうです。痛いで済むかな?

        

      


新七右衛門嵓の登り口を上から見ました。

左側から登ってきて右側へくぐります。

       

       

なおも登ります。

梯子やロープです。せっかく作ってくれていますが、

あまり信用しない方が良いかもしれません。

       

         


大きな岩があります。この上で休憩している方もたまに見かけます。

      

      

岩梯子と新七右衛門嵓を登りきったところの小さな広場です。

毛がフサフサの猫がいました。とても落ち着いていました。

眠かっただけかな?

       

        

     

先ほどの広場から、5~10分くらい歩いたところにに

荒地山山頂があります。

    

        


山頂の看板です。

      

          


魚屋路に合流しました。

暫く魚屋路を雨ヶ峠方向へ歩きます。

      

        

      


黒五谷方面へ向かいます。

     

       

住吉道で、五助堰堤方面へ進みます。

       

        

       

       

五助堰堤です。比較的大きな堰堤です。高さは約30mあります。

     

       

五助堰堤から5分くらい歩くと石切道登山口があります。

ここから阪急御影駅まで1時間くらいで到着します。

       

  


白鶴美術館です。

駅までもう少しです。  

       


阪急御影駅に到着です。

今日も寒かったですが、一生懸命に歩いているとあまり寒さを感じません

でした。

今日も、この後のチューハイが美味かったです。

                

             

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

       

それでは、失礼します。

          

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