六甲山系登山詳細図(西編、東編)

    

六甲山系の山道を歩く時にいつも参考にさせてもらっているのが、

六甲山系登山詳細図(東編)と(西編)の2冊の地形図です。

       

この地形図が出版される前までは、昭文社の1:25000の地形図とガイド

ブックで山道を歩いていました。

         

この六甲山系登山詳細図が出版されてからは、詳細な登山道の情報が記載

されていますので、専らこちらの地形図を使用させていただいております。

        

六甲山系登山詳細図の概要等

以下の“ ”部は、六甲山系登山詳細図に記載されている内容の一部です。

         

“六甲山系は山岳と大都市部が密接している特異な山系であると言えます。

そのため山道と小径が網の目の様に広がり道迷い遭難が多発しています。

そこで道迷い遭難を少しでも減らせる様にとの思いで、本地形図が作成

しました。

      

地形図作成のための踏査は2015年2月~2017年4月まで、46名が延べ259日

間行い、GPSで正確なコースを割り出しロードメジャーで地点間の距離計測

を行いました。”

        

との内容が地形図に記載されています。

        

本六甲山系登山詳細図は縮尺が1:12500で記載されております。目標物も、

見落としてしまいそうな小さなコンクリート柱や電柱や配電盤等に表記

されている記号等も記載されており、現在地点を確認する事ができ非常に

丁寧さを感じます。

この事からも、大変苦労して収集した調査結果である事がわかります。

山が好きな人達でなければ出来ない地形図だと感じました。

           

          

六甲山系登山詳細図(西編)の収録範囲

六甲山全山縦走路を基準に、須磨浦公園近くの鉢伏山(246m)、から東へ

横尾山(312m)、高取山(328m)、菊水山(458m)、鍋蓋山(485m)、

摩耶山(698m)、六甲ガーデンテラス近くの六甲高山植物園までと、

その南北の山を収録しています。

         

         

六甲山系登山詳細図(東編)の収録範囲

六甲山全山縦走路を基準に、前ヶ辻から東へ、六甲ガーデンテラス近くの

六甲高山植物園、六甲山(931m)、東おたふく山(697m)、

大平山(681m)、岩倉山(488m)、塩尾寺への峰々と、その南北の

山々を収録しています。

        

又、大人気コースである阪急芦屋川駅から高座の滝、ロックガーデン、

六甲山山頂、有馬温泉コースを進むのであれば、この東編が収録範囲に

なります。西編とお間違いの無い様にしてください。

        

         

コース、ルートとグレード

           

この詳細図は「コース」と「ルート」を使い分けています。

「コース」赤の実線⇒標識がある一般登山道

「コース」赤の破線⇒標識はあるが荒れた登山道

「ルート」紫の実線⇒標識が無い登山道・小径

「ルート」紫の破線⇒上記に加えて難易度の高い径

       

グレードの記載もあります。このグレードは、各「コース」や「ルート」

の注意書き覧に記載されている情報です。 

グレード「A」⇒よく整備された登山道

グレード「B」⇒急傾斜、渡渉などのある径。荒廃の進んでいる古い登山道。

グレード「C」⇒Bに加え、道型がわかり難い径、悪場のある径。

          

この六甲山系登山詳細図に記載されている「コース」、「ルート」、

「グレード」や「注意書き」等を見ると、その日に歩く山道の険しさ等が

大体予想できるので大変便利です。

      

ガイドブックと昭文社の地形図に物足りなくなったら、是非この六甲山系

登山詳細図で六甲山系を歩いてみたら如何かと思います。

         

      

       

六甲山系登山詳細図(西編)

                   

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六甲山系登山詳細図(東編)

         

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

              

それでは、失礼します。

       

六甲山系摩耶山から山寺尾根コースで阪急六甲駅

      

阪急春日野道駅から「東山西尾根ルート」と「旧摩耶道」で摩耶山

(掬星台)まで歩きました。

摩耶山(掬星台)からは「山寺尾根コース」で阪急六甲駅に到着し

ました。

今回は、摩耶山(掬星台)から阪急六甲駅までのご報告です。

        

掬星台からの見晴らしはあまり良くありませんでした。

        

山寺尾根コース

コースの入り口には道のど真ん中に「神戸市森林整備事務所」の注意看板が

ありました。

「急勾配が続く難路です。登山の装備が必要です。長峰堰堤まで約5.6km、

阪急六甲駅まで5.3km」という内容でした。

       

ここ掬星台には、摩耶ロープウエイで来る観光客も大勢いるので、

この道を行く人がたまに、いるのだろうと思います。

       

石段が続く「青谷道」なら普通の靴でも歩けると思いますが、この

「山寺尾根コース」確かに急勾配が多く普通の登山道なので、

ハイキングレベルのつもりで下ると、ちょっとキビシイかと思います。

しかし、山歩きと思って歩けばそんなにきつい道ではありません。

        

歩いたルート

摩耶山(掬星台)⇒長峰霊園(山寺尾根コース)⇒阪急六甲駅

       

それでは出発です

         

摩耶山山頂標識です。

     

     

       

掬星台へ進みます。

    

     

      

摩耶山山頂から掬星台までは、ほんの数百メートルです。

    

     

     

掬星台に到着です。 

    

    

     

掬星台からの景色です。

今日はあまり遠くまで見えませんでした。

       

      

       

曇っており、少しだけ小雨がぱらつきました。

    

     

     

掬星台から「山寺尾根コース」の登山口です。

「山寺尾根は急勾配が続く難路です。通行には登山の装備が必要です」

注意書きした看板が道のど真ん中にたってました。

     

     

      

下りの始まりです。

     

      

       

阪急六甲駅に向かって下ります。

     

     

      

下って行きます。

    

    

     

まだまだ下ります。

急勾配の箇所もありますが、非常にしっかりした道です。

     

   

        

長峰霊園近くまで下りてきました。

     

     

     

 

       

     

     

      

長峰霊園前です。

     

     

     

後は、車にひかれない様に気を付けながら舗装路を阪急六甲駅まで歩きます。

      

      

         

阪急六甲駅に到着です。

     

     

  

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

       

それでは、失礼します。

     

  

六甲山系東山西尾根ルートと 旧摩耶道で摩耶山

           

阪急春日野道駅から「東山日尾根ルート」と「旧摩耶道」で摩耶山

(掬星台)まで歩きました。

下りの摩耶山(掬星台)からは「山寺尾根コース」で阪急六甲駅に到着

しました。

       

今回は、阪急春日野道駅から「東山西尾根ルート」と「旧摩耶道」で

摩耶山(掬星台)までのご報告です。

         

今日は午前中は快晴でした気温も30度くらいありましたが、午後1時半

くらいから30分間くらい雨が降ってくれたので、涼しくなりました。

思っていたより歩きやすい一日となりました。

        

東山西尾根ルート

阪急春日野道駅の改札を出て、山側に延びる大きな道を1kmくらい

進みますと、神戸茶寮「薫雲庵」(ホウウンアン)という懐石料理店が

見えてきます。

私には無縁な高級そうな感じがしました。

その店の前のコンクリート製の階段って行き店を過ぎて道を突き当りまで

進みますと、道が左右に分かれています。

右側の道は私有地の為立ち入り禁止の看板がありましたので、そちらでない

事はすぐわかりました。

左側の道には、何も書いていませんが「東山尾根ルート」と、その一筋西側

の尾根である「東山西尾根ルート」の登山口であろう事が推測できました。

      

今回は「東山西尾根ルート」を進みました。

このルートは、急な斜面がありますので、下りに使用しない方が良いと

思います。

       

「東山尾根ルート」はまたの機会に歩いてみたいと思います。

その時はまたご報告致します。

        

旧摩耶道

「学校林道コース」の東山から「青谷道」迄を繋ぐ道です。

「青谷道」の西側、「学校林道コース」の東側に位置する道です。

       

歩いたルート

阪急春日野道駅⇒東山(東山西尾根道)⇒行者茶屋跡(旧摩耶道)

⇒摩耶山史跡公園(旧摩耶道)⇒摩耶山山頂⇒掬星台

        

それでは出発です

         

阪急春日野道駅の画像を撮るのを忘れてましたので、

駅前から歩いてきた道を撮りました。

      

         

         

登山口へ向かう途中の「泉隆寺」です。

      

       

        

神戸茶寮 薫雲庵 の下まで到着しました。

このコンクリート製の階段を登ります。

自動車でも登れる道となっています。

        

        

          

まだ開店していない様子です。

暖簾が出てませんでした。

店の右手に見て通過します。

        

         

             

左側の道に登山口がありました。

      

       

        

東山国有林の看板です。

     

        

         

すぐに堰堤がそびえたってます。

        

          

          

左側に小さな橋があったのでそちらの方に進みます。

        

       

           

急な斜面が続きます。

       

        

         

鉄塔の巡視路の様です。

     

       

        

最初は、急な斜面は続きましたが、次第にそうでもなくなってきました。

         

       

         

登ります。

     

      

         

標柱がありました。

旧摩耶道と合流しました。

雷声寺は麓なので、摩耶山に向かって進みます。

         

           

           

        

      

         

摩耶山に向かって旧摩耶道を進みます。

今回は、学校林道へは進みませんでした。     

       

        

        

          

旧摩耶道を摩耶山へ向けて進みます。

      

      

          

 旧摩耶道を進みます。

     

      

        

途中に湧き水がありました。

名前はありませんせんでした。

     

      

        

木の陰から、「不動之滝」が辛うじて見えました。  

         

             

            

摩耶山に向けて進みます。

    

       

      

        

摩耶山史跡公園の入り口付近です。

この標柱の少し上に仁王門があります。

      

      

        

仁王門です。

    

      

仁王門です。

    

    

         

仁王門を通過すると、石段が続きます。

それを見上げると、急にシンドクなってきます。

石段はけっこう続きます。この日は人が多く登ってました。

        

          

         

         

摩耶山史跡公園に到着です。

摩耶山史跡公園とは、旧天上寺跡の事です。

         

             

         

            

摩耶山史跡公園の倒木です。

    

       

            

尾根コースへ進みました。

      

       

         

        

     

尾根コースを進むと奥の院跡に来れます。

        

      

      

       

      

摩耶山山頂付近です。

       

           

      

摩耶山頂に到着です。

     

      

      

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

      

それでは、失礼します。

      

六甲山系譲葉山からナガモッコク尾根ルートでしるべ岩

     

JR生瀬駅から赤子谷(右俣)ルートで「譲葉山」まで歩きました。

「譲葉山」から宝塚市の最高峰である「岩原山」(573m)に行き。

「ナガモッコク尾根ルート」で「しるべ岩」を見学して、JR生瀬駅に

到着しました。

        

今回は、「譲葉山」から「ナガモッコク尾根ルート」で「しるべ岩」を

見学して、JR生瀬駅までのご報告です。

        

ナガモッコク尾根ルート

「ナガモッコク尾根ルート」は、けっこう急な斜面がありましたが、

しっかりした道でした。

         

しるべ岩

西宮市の有馬街道とほぼ並行に流れている太多田川の「しるべ岩バス停」の

すぐそば(南西の方角)の車道から外れて藪の中に入ったところに10~20m

ほど急斜面を下ると小さな滝の近くに「しるべ岩」があります。

     

車道から藪に入る場所を見ると、細いトラロープが下まで張って

ました。

普通の服装ではそこに入るのは、ちょっと躊躇するのではないかと

思います。

入り口には、標識等が何もないので、すごくわかりにくいです。

          

「しるべ岩」は、徳川秀吉が有馬温泉へ向かう途中に、この辺で道に迷う

人が多いと聞き、この岩に有馬温泉の方向を記して、道しるべにせよと

命じたと言われてており、それでこの岩を「しるべ岩」と呼ばれるように

なったとの事です。

           

歩いたルート

譲葉山(縦走路)⇒岩原山(縦走路)⇒しるべ岩(ナガモッコク尾根ルート)⇒JR生瀬駅

         

それでは出発です

        

譲葉山からの出発です。

       

       

          

譲葉山から岩原山までは六甲山縦走路を歩きます。

      

        

          

        

        

          

          

六甲山縦走路から岩原山まで行く道に入ります。

左の画像の中央に見えている白い細い標識のアップ画像が右の画像です。

そこから、約300m先の岩原山に進みます。

          

             

           

岩原山山頂のケルンです。

ここからの展望は出来ません。林の中です。

         

           

          

岩原山山頂からほぼ北側ある道のナガモッコク尾根方面へ進みます。

      

      

       

熊笹の間に明瞭な踏み跡があります。

     

     

      

ナガモッコク尾根ルートです。

     

      

       

        

     

       

        

        

     

     

      

       

       

          

だいぶ、下りてきました。

     

      

        

ナガモッコク尾根ルートの終点くらいです。

       

          

ナガモッコク尾根ルートと座投谷ルートの合流点近くの蓬莱峡付近です。

      

       

         

車道に出るための道です。

       

       

       

ナガモッコク尾根ルートから車道に出てきました。

      

       

       

しるべ岩バス停です。

待合室も何もありません。

     

     

       

しるべ岩バス停の道向かいです。

この下に「しるべ岩」がありました。

非常に分かりにくいです。

        

      

         

10~20mくらい下りますと、沢と堰堤が見えます。

この横に「しるべ岩」があります。

      

      

      

        

「しるべ岩」

      

       

         

        

「しるべ岩」

      

    

      

     

無事に、JR生瀬駅に到着しました。

     

      

      

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

          

それでは、失礼します。

        

        

六甲山系JR生瀬駅から赤子谷ルートで譲葉山

           

JR生瀬駅から赤子谷(右俣)ルートで「譲葉山」まで歩きました。

「譲葉山」から宝塚市の最高峰である「岩原山」(573m)に行き。

「ナガモッコク尾根ルート」で「しるべ岩」に寄り、JR生瀬駅に

到着しました。

          

今回は、JR生瀬駅から赤子谷(右俣)ルートで「譲葉山」までのご報告です。

         

赤子谷(右俣)ルート

「赤子谷左俣ルート」は大きな滝が見事でしたが「赤子谷(右俣)ルート」

は、あまり大きな滝はありませんでした。

            

最後の方は急な登りが続きシンドイかったです。

所々にロープがありましたが、苔むしていて、かなり朽ちた感じがして、

心もとないロープでした。あまり利用しな方が無難だと思います。

出来るだけ、安全と思われる岩等をつかんで登った方が良いと思います。

        

「赤子谷(右俣)ルート」の最後は、譲葉山の近くの六甲山縦走路に

合流します。

          

歩いたルート

JR生瀬駅⇒赤子谷登山口⇒譲葉山(赤子谷ルート)

         

それでは出発です

           

JR生瀬駅からの出発です。

     

        

         

赤子谷の登山口に向かいます。

      

       

         

赤子谷の登山口に到着です。

       

       

         

最初の堰堤です。右側の巻き道を進みます。

         

         

          

「西宝橋」を左手に見て直進します。

因みに、この「西宝橋」を渡ると「赤子谷東尾根ルート」や

「生瀬城山ルート」方面に行けます。

      

       

         

細い枯れた木を並べた、橋がありました。

        

          

         

こんな感じの橋です。

     

      

       

      

        

            

ケルンです。

錆びた看板に「左俣・右俣」と書いています。

今回は、「右俣」の方に進みます。

      

         

            

「右俣」に進みます。

     

      

          

        

         

            

         

ちょっと広い感じの場所に着きました。

      

      

           

こんな感じの道を進みます。

     

      

         

堰堤が見えて来ました。

      

      

         

堰堤の左側を巻きます。

     

      

            

小さな滝の様な感じです。

       

         

          

こんな感じの小さな滝を登って行きます。

       

      

          

尚も進みます。

     

     

       

登って行きます。

      

       

         

            

急斜面を登ります。

      

      

        

 

       

譲葉山(514m)に到着です。

ここからは、下界を展望できません。林の中です。

     

      

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

           

それでは、失礼します。