イノシシの対処法

             

 六甲山系を歩いていると色々なところでよくイノシシを見かけます。

幸運なことに、今まで一度もイノシシの被害にあったことはありません。

       

 私が、イノシシに会った場合どうしているかというと。

登山道を塞ぐようにして、餌を探しているところを発見した場合は、イノシシ

が立ち去るのを遠くで待ちます。

登山道以外でイノシシが餌などを探していた場合は、気づかれないように、

そろ~っと通り抜けます。が、登山道からあまりも近い場合は、やはり

イノシシが立ち去るのを遠くで待ちます。

以上のように、「イノシシの好きなようにさせ、そっと見守る。」という

対処方法で今のところイノシシによる被害はは免れております。

         

 日本には、リュウキュウイノシシと二ホンイノシシの2種類が生息して

おり、本州には二ホンイノシシが生息しています。

成獣した二ホンイノシシは体重が80~150kg、体長は1~1.7mくらいあり、

走ると最高時速45kmのスピードで走るといわれています。

鼻先で人間を持ち上げるほどの力があり、かむ力も強く人間の指を噛み

切ったり、人間を牙で突き上げ大怪我をさせるような被害もあるようです。

襲われると大変危険な動物であるといえます。

       

☆イノシシと遭遇してしまった場合どうしたらよいのか?

       

その対処方法が記載された看板を高座の滝で見つけました。

「芦屋市経済課」が立てた看板です。


「イノシシに注意!!」  看板です。

以下の内容です。

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六甲山系のハイキング道で、イノシシにハイカーが襲われる事故が発生

しています。

     

 最近「風吹岩」付近に巣食う同じ個体と思われるイノシシにハイカーが襲

われる事故が多発しています。

 リュック(現金や携帯電話)を奪われたり、噛みつかれるなど大きな事故が

報告されています。十分注意してください。

          

イノシシに遭遇したら・・・

〇イノシシに近づかない

〇大きく手を振って追い払う

〇荷物を地面に置かない

〇石を投げつける等危害を加えない。

かえって危険です。

〇残飯等餌になるようなものを放置しない

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と、書いてます。

               

 一般的に言われている対処方法では、目をそらさずゆっくり後ずさりをして

距離をとっていく。という方法です。

イノシシに遭遇して慌てて急に逃げだしたりするとかえって襲われる危険性が

ありますので、この方法が良いとされているようです。

            

 六甲山系に限らず山を歩く場合は、日常生活より色々な多くの危険が潜んで

います。イノシシも危険要因の一つです。

危険な事を予測しておき、それに注意を払えば、被害は最小にできると

思います。

私も、山歩き時には危険を予測して注意を払い慎重に行動するように心がけて

いるつもりです。

         

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

           

それでは、失礼します.

        

六甲山系 摩耶山

 1月5日に六甲山系、摩耶山の掬星台まで歩てきました。

摩耶山は標高約700mで、摩耶ロープウェイの終着駅「星の駅」がある広場が

掬星台(きくせいだい)と言います。

     

 掬星台の由来は、手で星が掬(すく)えるくらいの絶景な夜景という由来

とのことです。

掬星台から見える夜景は1000万ドルの夜景と言われ日本三大夜景の一つです。

    

 阪急六甲駅から住宅街を30分くらい歩き山道の入り口に到着します。

そこから山寺尾根を掬星台まで登りました。

掬星台で昼食をとり、穂高湖まで歩き湖見て杣谷道(カスケードバレイ)を

下り阪急六甲駅というコースです。歩いた距離は約12kmでした。

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阪急六甲駅 ここからスタートです。

    


住宅街から山道になる入り口です

    

     


掬星台に到着しました。

    

    

     


掬星台からの景色です。


掬星台の展望台にある夜景を説明するパネルです。

     

     


摩耶ロープウェイの星の駅です。

ここには702というカフェがあります。

 


掬星台にある大きな休息所です。

ここで昼食をとりました。

     

      

          


穂高湖の看板です。

    

     

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穂高湖です。

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ここからは杣谷道(カスケードバレイ)を下り、

阪急六甲駅に帰り着きました。

      

     

 杣谷道(カスケードバレイ)は徳川道の一部です。

徳川道の由来は、江戸の末期、外国人との衝突を避けるため幕府の命により

完工された道でしたが、結局使われませんでした。

しかし、大正頃からハイカーが利用するようになり、徳川道と言われるよう

になった。

との説明書きがこの道沿いにありました。

       

 杣谷道は道標がけっこう整備されていますが、沢沿いの道です。そのため

幾度も沢を渡る箇所があり滑りやすく危険な個所もありますので、足元には

注意が必要です。

それと、迷いやすい箇所が何か所かあります。

道標をよく見て進むことが大切です。

又、道のように見える進めそうなところが幾つかあり、どちらに進むのか

わかりにくい場合は、足元だけを見て道を探さずに、一度視線を上げ全体を

見渡して、その道の他に踏み跡が確かな道はないかどうかをよく観察してから

進むようにすればよいと思います。

           

 今日は、登りも下りも歩きなので夜景は見れませんでした。

ちょっと曇ってましたけど昼の眺めも素晴らしかったです。

     

 私は、低山の山歩きを趣味としています。

高い山にも登ってはみたいのですが長野県などに気軽に行くことができません

ので、もっぱら近所の日帰り山歩きをしています。

     

 いつもそうなのですが、歩き始め30分位はシンドクてもう帰ろうかな。

といつも思います。その思いが過ぎると、黙々と登っている自分が居ることに

気づきます。そうなると、歩き始めのようなシンドさも感じなくなってます。

不思議な感じです。この感じは、いつも同じです。

始めは苦しいが、慣れると楽しいという事なのでしょうか。

何事もそんな気もしますが。

       

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

     

それでは、失礼します。